今回の記事では僕が実際に体験したり、友人や知人たちから聞いたブラックバイトが大学生からお金を搾取する手口3つを紹介している。
今やブラックバイトは蔓延しており、自分の身は自分で守らなくてはいけない。
今回の記事を通して、自分の大事なバイト代を守って欲しい。
ブラックバイトの人件費を削る手口
勝手に勤務時間を減らされる
これは本当によく起きている。
手口も様々で
- シフトでは5時間勤務なのに暇だからという理由で4時間働いて上げさせられる
- 勤怠は例えば22:30で切っているのに責任者が今日は暇だったからという理由であとで勤務時間を削る
- 勝手に休憩時間を多くし働いた時間を短くする
- 勤務時間外の仕事を与えられその分の給料は出ない(塾などで多い)
僕は比較的多くのバイトをやってきたが、勤務時間を短くされるというのは実際に経験したことがあるし、周りの友達でも経験したことがある人は多かった。
その中で、分かってきたのがこれらが起こりやすい環境だ。
僕の経験則にはなってしまうが、①売上がいまいちな個人経営のお店や②責任者が上司から人件費を削れと圧力がかかっている職場では、勤務時間を減らしてバイト代を少なくする行為は多く行われていると感じる。
特に大手のチェーン店の場合、上司から人件費を削るよう店長に圧力→店長は上司に怒られたくない、後で報告書などを書きたくないと思う→バイトの勤務時間を勤怠システムを編集して削る
という構図になっている。
売上が悪い店、店長が上から圧力がかかっているような職場は注意したほうがいい。
また、勤怠管理は全てバイト先に丸投げせず、自分でも管理しておいた方がいい。
もし万が一、明細を見て勤務時間を勝手に減らされている場合はそこのバイト先をやめるか、大学に一度相談をし、今後の対応を検討したほうがいい。
深夜以降25%upにならない
バイトやパートは22時以降や8時間以上の勤務の場合時給が25%になることは皆さんご存知だろう。
しかし、僕が過去に短期でバイトをしていたビアガーデンでは22時以降でも時給が25%upにならなかった。
その手口とは以下のようになっていた。
実例:ビアガーデンのバイト時給900円
〜22時まで→時給900円
22時以降→時給720円の25%upで時給が900円
なんと夜22時以降、基本給が下げられていたのだ!
大手飲食店のバイトではこのようなことは起こりにくいかもしれないが、個人経営の居酒屋や地元の小さな企業の場合はこのような手口で学生のバイト代を搾取しているところがある。
22時以降あるいは8時間以上働いているのに時給が25%upにならないのであればバイト先を変えることを勧める。
バイトに商品の購入を強制する
コンビニバイトなんかで起こりやすいのが季節性の商品をバイトに強制的に買わせるという行為だ。
クリスマスケーキや恵方巻きの残りなんかをバイトに無理やり買わせ、間接的にバイト代を搾取している。
これらはコンビニのオーナー次第というところがあるので、同じコンビニでもホワイトなところもあればブラックなところもある。
また、アパレルなんかでも売上が悪い月に従業員割引がかかるとはいえ、欲しくもない服を買わされたという事例もある。
大学生で販売職のバイトする場合は先輩や友達から情報を集めてからバイトをした方がいい。
まとめ
今回の記事ではブラックバイトが大学生からお金を搾取する手口を3つ紹介した。
まとめると
- 勤怠時間を勝手に減らしてバイト代を搾取する
- 深夜になっても通常のバイト代で働かせ搾取する
- 商品の購入をさせてバイト代を搾取する
勤怠管理はバイト先に任せがちだが、このように学生から搾取するバイト先もあるので、なるべく自分で何時間働いたか記録につけておこう。
もし万が一、給与明細を見て勤怠時間が減らされていたら、バイト先の責任者に聞いてみる。間違いであれば修正してもらう。
もし故意であれば基本的にそこのバイト先をやめることを勧めている。そういう体質のバイト先はなかなか治るものではない。
やめようと思ってもやめられない、あるいは今まで支払われていないバイト代が多額になる場合は大学など適切な機関にまずは相談することを勧める。
大学生だからといって搾取されっぱなしではいけない、働いた分の給料をもらうのは君たちの権利だ。
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