第一種奨学金を4年借りた僕が学生に送りたい辛口メッセージ5つ

  • 2018年3月13日
  • 2019年4月16日
  • その他
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第一種奨学金を4年間借りた私が当時の自分に言い聞かせたいメッセージをまとめてみました。

少々辛口なところもありますが、奨学金を借りようと考えている大学生はぜひ一度読んでみてください。

奨学金は自分への投資である

よく奨学金は借金であるという言われ方をしますが、私はどちらかというと「投資」という言葉が適切だと思います。

ご存知の通り、大学は義務教育ではないので別に行かなくても構いません。

それではなぜ大学に行くのでしょうか?

本来は高いレベルの教育を受けて、より良い仕事に就くことです。

※もちろん現代の日本では必ずしもそうなってはいないかもしれませんが、これが大学に行く本来の目的だと思います。

そして、これはつまり自分への投資です。

ここで一度投資について考えてみましょう。

株式投資であれ自己投資であれ、なぜ投資を行うのでしょうか?

「投資した金額以上のリターンを得るため」です。

奨学金も同じです。

例えば月に5万円借りていれば4年間で240万円になります。

あなたは4年をかけて自分に240万円投資しました。

しかし、200万円しかリターンがありませんでした。

これでは投資失敗です。

今のはあくまで例ですが、奨学金を借りる上で自分に投資するんだという気持ちをもっと持ってください。

そして、4年間の投資金額とリターンが本当に合うのかを一度よく考えてみてください

高卒の場合と比べて本当に4年間数百万投資する価値はありますか?

そもそも奨学金で行く価値がある大学なのか?

キツイ言い方をしますが、そもそもあなたが今行こうとしている大学は本当に奨学金を借りてまで行く価値のある大学ですか?

もしあなたが旧帝大や早慶あたりに行くのであれば、奨学金という投資は成功する確率は一般的に高いです。

なぜなら、奨学金として借りた金額以上に大きなリターンをもたらす企業に就職できる可能性が高いからです。

一方で誰も知らないような無名の大学に奨学金を借りて行っても、給料の安い企業に就職する可能性が高く、給料が低いのに奨学金返済という支出は大きいという現実が待っています。

もちろんこれは絶対ではありません。

しかし、私自身少し前に就活したときにも感じましたが、学歴差別はまだまだあります!

大手企業の就活ではESで落ちたということになっていますが、実際は学歴で切っていることが多いです。

そのため、名のない大学に行っても大手企業に就職することは難しく、給料が低い中小企業で働く確率が高いです。

何度も言うように奨学金は投資です。

奨学金という投資をして入った大学は学歴も含めてあなたにどれだけのリターンを与えてくれますか?

もし仮にこの記事を読んでいる人が高校生なら、私はこう言いたいです。

「どうせ奨学金を借りて大学に行くなら、行く価値のある大学に行け!」

奨学金返済は固定費化する

奨学金返済は固定費化します。

ちなみに固定費とは月額or年額などで毎回一定額を支払う必要のある出費のことです。

身近な例だとスマホ代なんかが固定費になります。

ここまで聞いても大学生は「ふ~ん」としか思わないかもしれません。

しかし、この固定費は実に厄介なのです。

例えば、あなたが就職して給料をもらうようになったとします。

給料はまず税金や社会保険料などが引かれるため、手取りは想像より少なくなります。

そして、この手取りの給料から色んなものが引かれていきます。

自由に使えるお金=手取り給料ー家賃ースマホ代ー水光熱費ー食費ー奨学金返済分…

仮に奨学金返済が毎月2万円なら、あなたは奨学金を借りていない人に比べて毎月2万円も自由に使えるお金が減ることになります

毎月2万円ですよ?

上の手取り給料から引かれるものはあくまで一例です。

他にも車を持っていたら車のローンや保険も支払わなければなりません。

実際に自立してみるとかかるお金はたくさんあります。

いかがですか?

固定費という毎月絶対に手取り給料から引かれる万単位の出費は皆さんの想像以上に大きいのです。

また、この出費はたかが1年ではなく、数十年ずっと続きます

いかに固定費化すると厄介なのかよく分かったと思います。

奨学金はお前だけの問題じゃない

奨学金を申し込むときは連帯保証人と保証人が必要になります。

連帯保証人とは万が一あなたが奨学金を返済できなかった場合、代わりに支払わないといけない人です。

大体の人は親や親戚に連帯保証人や保証人を頼みます。

ここで、「俺は必ず借りたものは返す」と思っているかもしれません。

しかし、もし非正規の仕事にしかつけず返済が厳しかったらどうしますか?

もし万が一あなたが病気になって働けなくなったらどうしますか?

実際にこんな実話がニュースでありました。

この記事によると息子が病気で亡くなって、数年後息子が借りていた奨学金の返済を催促する手紙が親の元へ届いたそうです。

連帯保証人を一度頼んでしまうと、その奨学金返済はあなただけの問題ではなくなります。

連帯保証人や保証人の人も含めた問題になります。

今、あなたは「奨学金なんて返せる」と思っていると思います。

しかし、先ほどの大学の例でもあったように、あなたがその大学を出て、そこそこ給料の良い会社に就職し、毎月遅れず返済し続けることができますか?

できなければ、連帯保証人の方があなたの代わりに返済しなければなりません。

奨学金は自分一人のことだけではないことを強く認識してください。

奨学金をどうしても借りたいなら第一種だけ申し込め

ここまでの話を聞くと奨学金は怖くて借りられないと思うかもしれません。

私もそうでしたが家庭環境によっては奨学金を借りないと大学に行けない人もいると思います。

そんな方は第一種奨学金だけを申し込むことをおすすめします。

先ほども書きましたが、長期間に渡っての返済を考えた場合、たとえ金利が低い奨学金とはいえ、金利がゼロとありとでは返済時に天と地の差になります。

返済時のことを考えると、どうしても必要な場合は第一種奨学金のみを申し込むことを強く勧めます。

もし第一種奨学金の申請をきちんと出したのに通らなかった場合は、親の収入や状況から余裕があると判断されたことになります。

第一種奨学金に落ちた場合は親に相談して極力学費や生活費を出してもらえるように説得しましょう。

奨学金を借りないで済むならそれに越したことはありません。

まとめ

今回の記事では奨学金を借りようと考えている大学生に向けた私からの辛口メッセージを書きました。

まとめると

  • 奨学金は自分への投資。投資した金額と得られるリターンをきちんと考えろ
  • そもそも奨学金を借りて行くほど価値がある大学なのか?
  • 金利を甘く見るな
  • 奨学金返済は固定費化する
  • 奨学金はお前だけの問題ではない
  • 奨学金がどうしても必要なら第一種だけ申し込め

奨学金を借りることは決して悪いことではありません。

しかし、最近では非正規の仕事で生活が苦しい人が増えています。

また、今までのような年功序列で給料が増えていく構造も崩れ始めてきました。

こうした中で奨学金で破産する人も現在増えているのは事実です。

奨学金という投資をして、その金額以上のリターンが得られますか?

今一度奨学金を借りる前に今一度考えてみてください。

以上、私自身が過去の自分に言い聞かせたいメッセージでした。

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