元スマホ販売員が伝授!大手キャリアのスマホ契約で騙されない3つの知恵

機種変更時に付けたくもないオプションを付けさせられたり、初月は5GB以上のプランに加入しなければならないと言われた経験は今までないだろうか?

実はこれは全て嘘だ。

今回の記事では実際に大手キャリアのスマホ販売員として働いていた僕が、スマホ販売員に騙されないための3つの知恵を紹介する。

スマホ販売店は大きく3種類に別れる

まず、大前提として大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の直営店はほとんど存在しないことをご存知だろうか?

実は町でよく見かけるドコモショップなどはほぼ全て代理店だ。

そして代理店にも大きく3つの形態に別れる。

  • 量販店
  • 専売店
  • 併売店

まずは量販店だが、これは字のままで、ヤマダ電機やビックカメラといった家電量販店に入っているドコモやau、ソフトバンクのことだ。

僕は某家電量販店で働いてていたのでここで見た実態を元に記事を書いている

併売店はいわゆる「ショップ」と言われる形態で、町のドコモショップなどが専売店にあたる。

併売店は規模感が若干小さい販売店のことで、秋葉原なんかにある小さなお店にドコモ、au、ソフトバンク全てが入ったようなお店だ。

それぞれの形態の特徴としては

専売店(ドコモショップなど)→契約、プラン変更、故障対応、解約まですべてできる

量販店、併売店→基本的には売ることが中心。解約や故障対応は行っていない

スマホ契約する前に覚えておきたい3つの知恵

通話し放題は通話をしない人を契約させることで成り立っている

現在の大手キャリアのプランは通話し放題が中心となっている。

そのため、電話をほとんど使わない人でも通話し放題ライト(月額1700円)のプランが必須となる。

ここで、覚えておいてほしいのが通話し放題は電話をしない人を加入させることで成り立っているということだ。

以下の例を使ってキャリア目線で考えてほしい。

例:通話代込で毎月3万円かかっていた人が、通話し放題にプラン変更して毎月1万くらいになった場合

お客さん→毎月2万円安くなってハッピー

キャリア→毎月2万円の減収、年間にすると24万円の減収

ここで少しおかしいと気づいてほしい。

今まで通話をたくさんしていた人は通話し放題にすることで毎月の金額がかなり安くなり、お客さんはハッピーだ。

しかし、キャリアから見れば毎月減収になってしまう。

企業は皆さんのイメージの通り、毎年売上を上げ、利益を出し、株主に還元しないといけない。

つまり、今まで電話代が高い人を安くした分、今までたいして電話を使っていないユーザーに通話し放題に加入させることで成り立っている仕組みなのだ。

そのため、販売員もユーザーが電話をほとんど使っていなくても、一部キャリアで残っている基本料934円のプランは基本的に勧めてはこない。

オプション加入は必須じゃない

特に家電量販店で多いのが、機種変仕様とする時に

「オプション加入は必須となります」

「初月は無料なので使わなかったら外してください」

と言われる。

しかし、これは嘘だ。

別にオプション加入はしたくなければしなくてもいい。

オプション加入が必須と言っているのは販売代理店のインセンティブが絡んでいる。

販売代理店にとっては月額500円などのオプションが貴重な収入源になる

正直、機種変更&オプションなしだと代理店的にはほとんど金にならないのだ。

そのため、オプション加入は本当は必須ではないが

当店でご契約の場合は、オプション加入が必須となっております」

と言ったりするのだ。

ちなみに、契約時にオプション加入が必須なのかとドコモやau、ソフトバンクのサポートに電話して聞いてみれば、「当社ではそのような指導は行っておりません」と返ってくる。

※その販売店独自で行っているキャンペーンを使った乗り換え等はオプション加入が必須条件になる。通常の機種変更等は本来はオプション加入をしなくてもいい。

初月は5GB以上のプランに加入しないと契約できないは嘘

これも販売代理店のインセンティブが絡んでいる。

販売代理店からしたら、データ通信が5GB以上のプランに加入し、フルオプションが一番儲かるのだ。

そのため、特に家電量販店で2GBのプランを申し込もうとすると、

「当店ではできない」

「初月は5GBに加入して、翌月以降2GBにお客様自身でプランを変更してください」

と言われる。これもオプション必須同様に嘘だ。

要は販売代理店から見て金にならないことはしたくないのだ

なぜスマホ販売員は嘘が多いのか?その仕組とは?

オプションといい、2GBのプランは加入できないなどスマホ販売員は嘘が多いと感じた人も多いはず。

販売員も本当はこんなことはしたくはないのだ。そのためスマホ販売はやめる人が多い。

スマホ販売の派遣バイトの時給が高いのも辞める人が多く、時給でつなぎとめるために高く設定されているのだ。

また、オプション等に関しては実は添付率というのが分かる仕組みになっている。

要はどれだけオプションをつけたかという数字がひと目で分かるようになっており、この数字が低いと担当者は上司に怒られたりする。

例1:Aさんオプション添付率95%、Bさんオプション添付率80%の場合

Aさん→可もなく不可もなく、当たり前といった感じ。特に評価はされない

Bさん→オプション添付率が低いので上司に怒られる

※僕が派遣バイトをやっていた頃はオプション添付率は100%は当たり前。95%を切ると上司に怒られていた。

例2:A店オプション添付率96%、B店オプション添付率86%の場合

A店→このまま続けろ。当たり前といった感じ。

B店→部長がエリアマネージャーを怒る→エリアマネージャーが店舗責任者を怒る→店舗責任者がスタッフを怒る

このように数字が低いと上から怒られる仕組みになっているので、スマホ販売員はオプションを強制加入させたり、添付率が下がるためオプションを加入したくない人には「当店では契約できない」と言ってつっぱねたりしているのだ。

特に家電量販店などの販売しかできない代理店は特にこの体質が強い。

この代理店の体質が変わらない限り、スマホ販売員はお客さんにデメリットしかなくてもオプションをつけたり5GB以上のプランを勧め続けなくてはならない。

まとめ

今回の記事では大手キャリアで契約するときに騙されないようにするための3つの知恵について紹介した。

まとめると

  • 大手キャリアの店舗はほぼ全てが代理店
  • 通話し放題は通話をあまりしない人がいて成り立つ仕組み
  • オプション加入は必須じゃない
  • 5GB以上のプランに加入しないといけないのは嘘
  • オプション添付率等が低いと怒られる仕組みがあるので販売員は店ぐるみで「オプション必須」や「2GBのプランはうちでは契約できない」といった嘘をついたりする

今まで大手キャリアで契約する時にいらないオプションを付けなきゃいけなかったりと疑問に思っていた人も多いと思うが、実は代理店のインセンティブが絡んでいることが多い。

基本的には家電量販店ではフルオプション&初月5GB以上のプランが必須になっているので、自分でオプションを外したりできないのなら、ショップで契約することを勧める

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