こまめに電気を消す
手間のわりに節約効果が低いのが、こまめに電気を消したりすることです。
電気に限らず、水道代や都市ガス代は公共料金なので、そこまで気にする必要はありません。
こまめに電気を消そうとする気持ちは大事ですが、それよりも水光熱費を自動的に節約できる仕組みを作りましょう。
水光熱費を節約する仕組みを作るには2つの方法があります。
- プランを見直す
- 節電、節水の家電などを導入
まず、一番おすすめしたいのが、電気とガスのプラン見直しです。
現在では電気もガスも自由化されたので、プランを変更したり電気とガスを同じ会社にすれば、それだけで年間の電気代やガス代が安くなります。
このように今まで通り電気やガスを使用して自動的に節約できる方法をまずは実行しましょう!
次におすすめしたいのが、省エネタイプのエアコンの導入や節水シャワーヘッドの導入など自動的に電気や水を節約できるようにすることです。
特にシャワーヘッドやキッチンの節水蛇口は1000円前後でできるので、まだ導入していない人はすぐにすることをおすすめします!
スーパーをハシゴする
卵はAスーパーで買って、牛乳はBスーパーで買ってといった感じで、少しでも食費を節約すべく、スーパーをハシゴする人がいます。
はっきり言います。
時間の無駄です!
ここで例を考えてみます。
例:たまご100円で買うためにAスーパーからBスーパーに10分かけて移動したとします。
Aスーパー:たまご150円
Bスーパー:たまご100円
あなたはここで、10分で差額の50円を手にします。
これを時給換算してみると
50円/10分×60分=時給300円
時給にするとたったの300円です。
これならコンビニのバイトでもやっていた方がよっぽどお得です。
また、これはAスーパーからBスーパーへ徒歩や自転車などお金のかからない方法で移動した場合です。
もし、車で移動すればガソリン代がかかるため、時給換算するともっと下がります。
このようにスーパーをハシゴして得られる金額を時給換算するとバイトより時給が低いことが多いです。
買い物は家の近くで一番安いスーパーでするだけで十分です。
それより、買い物に使っている時間もお金であることを忘れないでください。
Time is money
家計のやりくりのために節約しようとする気持ちは大事ですが、時給換算したときにあなたの大切な時間を使うほどの価値があるのかよく考えてください。
僕なら、買い物に充てる時間を少しでも短くして、ブログなどで今までより稼ぎを増やすことを考えます。
家計簿を書く
家計簿を書くことは決して悪いことではありません。
気を付けたいのは「家計簿を書いて満足していないか?」ということです。
学校でいえば、ノートにきれいに書くことで満足して、結局何も頭に入っていないことです。
家計簿はデータです。
データは集めて分析し、そこから問題を発見し解決することではじめて価値が生まれます。
家計簿を書くだけで満足してはなりません。
家計簿から見えてくるあなたの家計の問題は何ですか?
それはどうやったら解決できますか?
一人暮らしの自炊
食費を節約するために一人暮らしで自炊することは非常にえらいと思います。
ただ、その自炊も少し考えてみてください。
自炊に使っている時間も考慮に入れた場合、本当に節約になっていますか?
もし家族がいて人数が多ければ、確かに自炊の方が食費は安く済みます。
しかし、一人暮らしの自炊は量も少ないため、逆に高くつくこともあります。
また、一人暮らしなど身の回りのことを全て自分でやらなければならないため、自炊をすることがストレスに感じていたら注意が必要です。
今月は自炊して節約を頑張ったから、自分にご褒美と称して買い物したりしていませんか?
これでは、自炊して節約した分を相殺してしまっています。
今はスーパーやコンビニで一人用の総菜も充実しています。
一人暮らしの自炊はすばらしいことですが、ストレスが溜まらないように適度に手を抜いてください。
自炊自体がストレスになっていたら、どこかでストレス発散のためにお金を使うことになり、結局節約になりません。
一人暮らしは自分一人でやらなければならないことも多いので、自炊に使っている時間と節約効果が合っているか確認してみましょう。
もしかしたら、他のことにもっと時間を充てるべきかもしれませんよ。
ポイント目当てのクレジット払い
よく節約系の記事を見るとクレジット払いをするとポイントが付いて、現金払いよりオトク♪と紹介されていますが、果たしてそれは正しいでしょうか?
もちろん中にはクレジット払いしたものをすべて記録し、お金を適切に管理できる人もいます。
しかし、多くの人はクレジットの明細を見て予想より多いと感じた経験は1回はあるのではないでしょうか?
カード払いは財布からお金が消えないため、ついつい使いすぎてしまうことが多いのです。
また、ポイントに関しても、ポイントを言い訳に買い物した経験はないでしょうか?
例えば500ポイント貯まっていたので、この500ポイントを使って1000円の商品を買ってしまったりです。
この1000円の商品があなたにとって本当に必要なものなら問題ありませんが、必ずしも必要なものでもなければ、結果的に500円出費を増やしているだけです。
このようにポイントがあることで買い物をして無意識に出費を増やしてしまった経験は誰しも一度はあるのではないでしょうか?
カード払いは一見ポイントも付いて、オトクな感じがしますが、最終的には出費が増える可能性が高いのです。
カード会社も皆さんにたくさん使ってもらった方が儲かります。
カード会社はより儲けるためにポイント〇倍キャンペーンなどであなたがカードを使うように仕向けてきます。
あなたはこのカード会社の作戦にハマらずに、適切にお金を管理できますか?
もし自信がないのなら、極力カードの利用は控えた方がいいです。
まとめ買い
まとめ買いも一見オトクに感じますが、注意が必要です。
まとめ買いの注意点としては主に2つあります。
- ストックしているが故に使いすぎる
- いつか使おうと思っているけど結局使っていない
1つ目はストックしている安心感やまた買い物してストックしたいという欲求から使いすぎてしまうことです。
このタイプは結果的に使うスピードが早いので実はあまり節約になっていません。
2つ目はいつか使うだろうと思って買ってきたけど結局使っていないパターンです。
この手のパターンは一種の買い物中毒に陥っており、抜け出すのは簡単ではありません。
本人はまとめ買いで安く買い物ができたという満足感を得られますが、実際は使わないものに対してお金を浪費しているだけです。
ここで一つ断言できます。
「いつか」使うかもしれない その「いつか」は永遠に来ません!
自分の買い物欲を抑えて、まとめ買いが本当に節約になっているのか今一度、客観的に見てください。
ファストファッションばかり買う
特に女性が気をつけたいのが、ファストファッションばかり買うことです。
ファストファッションは低価格でおしゃれを楽しめますが、安い分品質はあまりよくありません。
私の周りの女子でも、安くて買ったけど結局一度も着ていない服があったり、ワンシーズン数回着て捨てたりしています。
これでは、お金をゴミ箱の捨てているようなものです。
特に女性は流行が男性より変わりやすいため、難しい部分もあるかもしれませんが、少し高くても長く使える服を買った方が長い目で見ると安上りなこともあります。
ファストファッションは使い分けが重要です。
購入したときは安く済んでいるように感じていても、長い目で見て本当に節約になっているか一度考えてみましょう。
まとめ
今回の記事では実はお金が貯まらないNG節約術7選をご紹介しました。
まとめると
- こまめに電気を消す
- スーパーをハシゴする
- 家計簿を書く
- 一人暮らしの自炊
- ポイント目当てのカード払い
- まとめ買い
- ファストファッションばかり買う
今回ご紹介したNG節約術は落ち着いて客観的に見てみるとあまり節約になっていないものです。
毎月節約をしているつもりでもお金が貯まらないなと感じる人は、自分が当てはまっていないか一度チェックしてみてください。
最後に節約で重要なのはとにかく自動で節約できる仕組みを作ることです。
そして、節約が自動でできる仕組みを構築したら、次は副業などで稼ぎを増やすことを始めましょう。
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