僕は固定費を年間18万円削減しました
節約する最良の方法は固定費を節約することです。
1度固定費を節約すると翌月以降も何もしなくても節約効果が続きます。
そのため僕自身も以下の固定費を今まで削減してきました。
結果としては月1.5万円、年間にすると18万円の固定費削減を実現できました。
項目 | Before | After |
---|---|---|
スマホ代 | 9000円 | 5000円 |
ジム会費 | 9800円 | 5500円 |
Netflix | 800円 | 0円 |
Wimax | 3980円 | 0円 |
ガス代 | 3500円(平均) | 2000円(平均) |
生命保険代 | 2000円 | 1200円 |
合計 | 29080円 | 13700円 |
差額 | 毎月15380円の固定費削減 |
※基本的に使わないサービスは解約、使うサービスはさらに値段の安いものに乗り換えや無駄なオプションを外すことで固定費を削減しています。ガス代は引っ越しと同時にプロパンガス→都市ガス物件に引っ越ししたため安くなっています。
固定費の削減方法17選
家賃の節約
家賃は節約したいと思ってもすぐには引っ越して節約できません。
なので、基本的には転職や転勤等の節目の時に家賃を下げましょう。
家賃を下げるときに気を付けたいのが家賃は「手取りの30%くらいが目安」という言葉です。
これ、そのまま鵜呑みにすると結構家計を圧迫します。
僕のおすすめとしては更新料も含めて手取りの30%に収まるようにすることです。
例えば以下の例を考えてみましょう。
設定
- 家賃6万円、管理費1万円の合計7万円(更新料家賃1カ月分)
- 保証会社に加入している(更新時1万円)
この場合、2年後に家賃1か月分6万円と保証会社への更新料1万円がかかります。
これを24カ月で割って月々の金額に直すと
(更新料6万円+保証会社への更新料1万円)÷24カ月=約3000円
つまり、この場合は実質家賃7万3000円の家に住んでいることになります。
そして、この実質家賃が手取りの30%以下であればOK、30%を超えていればNGです。
ちなみに僕の場合、手取り30万円で家賃6.8万円、管理費1万円で実質家賃を計算すると8万1250円になります。
これは手取りの約27%できっちり30%以内に収まっています。
住宅ローンの節約
住宅ローンを組んでしまった方
住宅ローンは一度組んでしまうと減らすことはかなり難しいです。
住宅ローンの組み換えをすることで月々の返済を減らすことができます。
手続等は煩雑でめんどくさい部分はありますが、物件価値とは関係のない金利手数料に支払う金額を数十万~数百万単位で削減することが可能です。
今の住宅ローンが高くてきついという方は一度住宅ローンの借り換えを検討しましょう。
これから住宅ローンを組もうとしている方
これから住宅ローンを組もうとしている方は以下の2点をしっかり行うことで将来的に住宅ローンの支払いに苦しまなくなります。
- 頭金をなるべく多く入れる
- ネット銀行の住宅ローンを利用する
1.頭金を多く入れるですが、純粋に借り入れ額を少なくするために行います。
親からの援助なども含めてなるべく借りる金額を最初から小さくし月々の負担を減らしましょう。
2.ネット銀行の住宅ローンですが、基本的にはネット銀行の方が金利が低いので可能であればネット銀行からお金を借りた方がお得です。
しかし、ネット銀行の方が金利が安い分審査は厳しい部分がありますので、家やマンションを買う前に銀行が好む属性になってから審査を通すと通りやすくなります。
ちなみに銀行が好む属性は以下の通りです。
- 正社員で年収400万以上
- 勤続年数3年以上
- 大手上場企業勤務
少しでも上の銀行が好む属性になって金利の安いネット銀行で住宅ローンを組めるようにしましょう。
水光熱費
水光熱費を節約すると聞くとこまめに電気を消したりすることを想像する方が多いと思いますが、そのようなことは特にしなくて構いません。
大事なのは水光熱費が安くなる仕組みを構築してしまえば大丈夫です。
具体的には以下の3つを行えば十分です。
- 電力会社、ガス会社を乗り換えて節約
- 節水シャワーヘッド、節水蛇口、LED電球に変えて節約
- 省エネ家電を選んで節約
電力会社、ガス会社を乗り換えて節約
まずやるべきは電力会社やガス会社の見直しです。
会社を変えるだけで同じ使用量でも電気代やガス代が月数百円~数千円安くなります。
節水シャワーヘッド、節水蛇口、LED電球に変えて節約
次に行うべきなのはシャワーヘッドを節水タイプに変えたり、LED電球にすることです。
これらは最初こそコストがかかりますが、一度導入してしまえば継続的に水や電気の使用量を削減することができます。
省エネ家電を選んで節約
最後は冷蔵庫や洗濯機などを省エネタイプに買い替えることです。
もし今お使いの家電が問題ないなら無理して買い替える必要はありません。
壊れたりすごく古くて買い替えの時期の場合は省エネ性能が高いモデルを買いましょう。
スマホ代
スマホ代を安くするにはズバリ格安スマホに変えることです。
僕は昔スマホ販売員をやっていたから分かるのですが、利用量からみて大手じゃないとダメな方はほとんどいません!
大半の方はスマホ代を払いすぎています。
実際僕もドコモで8000円くらい支払っていましたが、Ymobileに変えて4000円にスマホ代を減らすことができました。
格安スマホにしてスマホ代を節約する詳しい方法は別記事で紹介しますのでそちらをご覧ください。
※記事準備中
インターネット代
スマホだけでなくインターネット代も最近では大きい固定費の1つです。
インターネット代を節約する方法としては以下の2つの方法があります。
- ネット込みの家に引っ越す
- インターネット会社を乗り換えする
まず1.についてですが、もしこれから引っ越す予定の人がいたらインターネット込みの部屋にするのも1つの方法です。
インターネット込みの部屋の利点はインターネットの契約をする必要がない点にあります。
このパターンだと急な引っ越しなどが今後発生した場合でも解約金や違約金など余計なコストを支払う心配がありません。
また、家賃とネット代を別々に考えた状態から家賃にネット代を含めて手取りの30%に収まるようにすると自然と節約できます。
例:手取り20万円の人が手取りの30%に家賃を抑える場合
引っ越し前:家賃6万(ネットなし)+インターネット代5000円
↓↓↓↓引っ越し
引っ越し後:家賃6万円(ネット込み)
→5000円の節約!しかも余計な解約金等もかからない。
次に2.についてですが、スマホと同様にインターネット会社を乗り換えしましょう。
個人的におすすめしてるのが、速度が早く月額費用も5000円以下のnuro光です。
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月額定額制サービス(動画配信サービス、雑誌読み放題、音楽聞き放題など)
最近はサブスク(サブスクリプション)というのが流行っています。
いわゆるNetflixなどの月額定額制サービスです。
自分が見たい番組や雑誌、聞きたい音楽等があればよいですが、1カ月以上サービスを使わずに放置している場合は即刻解約しましょう。
たかが500円~1000円くらいと思うかもしれませんが、それらの無駄なサービスに支払っているお金を足し合わせるとあっという間に固定費が月5000円以上になってしまいます。
必要ないサービスは全て解約しましょう。
クレジットカード年会費
使っていないクレジットカードで年会費が発生しているものがあれば、こちらも即刻解約しましょう。
年会費だけ取られ、何もメリットが得られていないそのカードは無駄以外の何物でもありません。
各カード会社に連絡してすぐにでも解約してしまいましょう。
クレジットカードで年会費を支払ってよいのは普段自分が1番よく使うカードだけにすることをおすすめします!
クレジットカードのポイントなどの特典はカード使用料に応じて付加されるので、1枚に支払いをまとめると年会費の元を取りやすくなります。
生命保険料代
日本人は保険を掛け過ぎと言われています。
基本的に今の医療技術であればほとんどの病気で30万円あれば足りると言われています。
(高額療養費制度を使う前提)
医療費として30万円払える余裕がある方は何も若いうちから高い保険に入る必要はありません。
最低限の保障があれば十分です。
ちなみに僕の場合、独身ということもあり本当に最低限の保険のみ加入しています。
以前は月額2000円でしたが、余計な特約を省いて現在は月1200円ほど支払っています。
自動車保険
自動車保険も生命保険同様に削減対象です。
よく多いのが自動車購入時にディーラーの進める自動車保険をそのまま契約してしまうことです。
車を購入する場合、ディーラーとの付き合いも大事ですし、自分で保険を探して別途契約するのはめんどくさいと感じる方が多いかと思います。
しかし、ディーラーが勧める保険は割高です。
車はガソリンや税金など維持費が多くかかる乗り物で、ガソリン代は原油価格に左右されますし、税金は国が決めるので自分でコントロールできません。
一方自動車保険は自分で安いものを選択して選ぶことができます。
最近では一括見積サービスで安い保険を探しやすくなっているので、こういったサービスを活用し自動車保険代を削減しましょう。
駐車場代
特に東京に住んでいる方がやっかいなのが駐車場代です。
東京だと別途駐車場を借りる必要が多いと思います。
最近ではシェアリングエコノミーサービスとして、空いている駐車場や土地を貸し出すサービスも増えています。
もしかしたら今置いているところより少し遠くなるかもしれませんが、ただ置いているだけでお金がかかる駐車場代は絶対に削減すべきです。
ジム月会費
ジムの月会費も固定費としては金額が大きいのでぜひ削減したいポイントです。
ジムの月会費を安くする方法は以下の2つです。
- 市や区のジムを利用
- 安いジムに乗り換える
- 無駄なオプションをやめる
1.に関して、基本的にはジョイフィットのようなジムは解約して、市や区のジムを利用した方が圧倒的に安く済みます。
市や区のジムは大体9:00-21:00までやっていることが多いので、この時間内で利用することが多い方は公共施設のジムを使うことを検討してみましょう。
2.に関しては、大手ではなく、ローカルなジムに乗り換えることでジムの月会費を安くする方法です。
僕の場合ジョイフィットから別のジムに乗り換えて月々の会費が9800円→4980円(差額4820円)に節約することができました。
この方法は全員ができるわけではないですが、近所に今より安いジムがないか探してみてください。
3.に関しては無駄なオプションを外すことでジム会費を下げる方法です。
特に外し忘れが多いオプションは水素水です。
大体大手のジムでは加入時に「初月無料でいつでも解約できます」と言ってそのままオプションを付けているパターンが多いです。
水素水のオプションで約1000円は取られるので、このオプションを外して飲み物は持参することで、月々のジムの会費を節約しましょう。
※24Hジムではオプションの解約等はジムにスタッフがいる時間帯しか対応していないところが多いです。土日などお休みの日の日中にジムに行って無駄なオプションを解約しましょう。
医療費(持病があり定期的に病院に行く方)
持病があり、定期的に病院に行く方は以下2点をすることで少しでも医療費を削減しましょう。
- ジェネリック医薬品を処方してもらう
- お薬手帳を必ず持参する
※ジェネリック医薬品がない薬もあります。
1.のジェネリック薬品とは後発医薬品のことで特許切れの新薬と同じ成分、同じ効果があると認められた薬のことで、最近では多くの薬局でジェネリックにするか聞いてくれます。
効果は同じで値段は安いので薬をもらう際は必ずジェネリックにしましょう。
2.お薬手帳に関しては意外に知らない人がいるのでぜひ覚えておきたいポイント!
2016年4月の診療報酬改定でお薬手帳を持参すると持参しない場合に比べて管理指導料が500円→380円(差額120円)に値下げされるようになりました。
ほとんどの方は3割負担なので1回処方につき120円×30%=40円薬代が安くなります。
お薬手帳を持参するだけで40円安くなるので非常に便利な制度なのだが、1つだけ注意点がある。
それは6カ月以内に同じ薬局で調剤を受けた場合のみ管理指導料の割引が受けられるということです。
なので、持病がある方は使う薬局を1つにまとめて極力この割引を受けられるようにしましょう。
理美容費
2カ月に1回美容室で4000円でカットする場合、理美容費も月2000円の固定費として考えるべきです。
この理美容費を削減するにはやはり安いところでカットする必要があります。
僕の場合は1カ月に1回髪を切るので1000円カットで理美容費を安く抑えています。
僕のようにあまり髪型にこだわりがなく、長くなった髪を切れればいいという方はQBハウスなどの1000円カットに変更して理美容費を削減しましょう。
一方で女性はおしゃれには気を使っている方が多いと思いますので、そういう方はホットペッパービューティーなどをうまく活用して理美容費を安く抑えましょう。
定期購入しているもの(コンタクト用品等)
定期購入しているものがあれば、それも固定費なので節約しましょう。
例えばコンタクトやコンタクトの洗浄液なんかは定期的に購入するものです。
コンタクト自体をネット購入は不安という方はいると思うので病院で購入してもいいですが、コンタクトの洗浄液はネットの方が圧倒的に安く済むのでネットで購入を勧めます。
ちなみに僕はいつもこの洗浄液を使用していますが、近所のドラッグストアだと1本1100円以上します。
ネットで購入すると1本あたり約500円安いので、年間6000円の節約になっています。
定期購入する必要がある消耗品はネットをうまく活用し安く済ませましょう。
固定電話代
昔は固定電話のある家庭は社会的信用度が高いと判断されたりしましたが、今は昔ほどではありません。
今の時代はスマホがあれば事足りる時代です。
もし現在固定電話を使っていないのであれば解約してしまいましょう。
新聞代
若い人はあまり取っていないと思いますが、ある程度の年齢の方はいまだに新聞を取っている方も多いと思います。
新聞を毎日かかさず読む家庭は問題ないですが、最近ニュースはスマホで確認することが多くなったという方は新聞を解約しましょう。
最近では無料のニュースサイトも多いですし、月額980円~有料ニュースサイトもあります。
特に紙である必要がなくなってきたと感じている方は新聞を解約してしまうか、もっと安いスマホの月額サービスに乗り換えしましょう。
奨学金の節約
奨学金を借りていた人にとっては奨学金の支払いも結構な出費です。
実際私も毎月28000円支払っています。
この奨学金ですが、節約するには繰り上げ返済しかありません。
特に利子付きの第二種奨学金を借りている方は繰り上げ返済することで利子分無駄な出費を抑えることができます。
最後に
今回の記事では固定費の削減方法について解説しました。
固定費が大きいと貯金はできません。
今現在使わないサービスはこの機会にバッサリ解約してしまい、使うサービスに関しては料金の安いものに乗り換えましょう。
そうすれば年間で10万以上お金を浮かせることは簡単です!
ぜひめんどくさがらずに固定費削減に取り組んでみてください!